250棟以上の診断した建築士が語る「真実」

見えない場所で進む「足元の腐朽」

1981年(昭和56年)以降に建てられた築23年の住宅です。構造計算上の数値は耐震性能が良く安全レベルですが、家の足元である土台が腐っていては地震の揺れを支えることはできません。表面的な調査では見逃されがちなポイントです。
腐朽した土台・柱を補修して(補修費用¥45.000)、家全体の強度バランスを考慮した補強をしています。
その後、タイル造の浴室(在来工法の浴室)をユニットバスに改装し防水性能も安心になりました。

「筋交い」があれば安心という誤解

1981年(昭和56年)以前に建てられた家です。多くはタイル造の浴室(在来工法の浴室)です。
タイル目地の小さな亀裂から長年水が浸入し、柱、土台、そして筋交いまで腐朽していました。
さらに、配管を通すために筋交いそのものが切られています。これでは強度が極端に低下して、地震の揺れに対して無防備な状態です。
土台・柱の腐朽した箇所を取り除き補修をしました。(補修・防腐費用¥40.000)
その後、補助金を使い耐震補強工事をしました。

屋根裏診断で見つかった重大な忘れもの

1981年(昭和56年)以前に建てられ築70年の家でした。大きな構造材の桁(けた)がありません。長さが足りないので継ぎ足す準備はしたようですが、忘れてしまったのでしょうか。
家の中心にあるべき大切な構造材です。新しく桁(けた)を作り設置しました(約¥78.000)
耐震補強工事(約260万円)もして、地震に強く安心できる家になりました。

外からは分らなかった基礎の亀裂

1981年(昭和56年)以降に建てられた築36年の住宅です。
外部に構造物が有り亀裂は見えませんでしたが、内部の診断で見つかりました。

基礎のひび割れ(クラック)へエポキシ樹脂を注入し補修しています
強力なゴムの力で6時間くらいかけて注入している様子です

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